どんな写真も3D化する。
おもしれー。テクノロジーはすごいすね。
写真と写真を繋げて、シムシティみたいに街を作りだしたり、作ったその街に住んだり、新しい仮想空間SNSみたいなことも出来るようになるんじゃないでしょうか?
写真は撮ったヒトの気持ちが入り込んでいるので、それがサービスになっても、ユーザーのが高いアクティブ性とかサービス価値、新たな付加価値が発揮出来そうですね。
これは新規事業でやりたい。
メリーランドの新しいスタートアップFreewebsが提供する新しいサービス、Fotowooshはどんな写真(アウトドアの景色の方がよいが)も3Dモデル化してくれる。金曜日(米国時間4/13)から稼動中。上の画像はFotoSwooshで処理されたもの。3D画像はそれぞれ2D画像の下に表示してある。(デモビデオは ここにあって、他のサンプルも見ることができる)
この3D画像はVirtual Reality Modeling Language (VRML)フォーマットで構築されている。つまり現在のところ、ユーザーはこの画像を見るためにVRMLリーダーが必要になる。(将来、ブラウザはこの機能をビルトインするようになると思われるが)。Freewebsによると、あと1週間ほどで、ユーザーが画像をアップロードするとFlashベースのエンベッド可能なウィジェットによるアニメーション3D画像に変換されるサービスを追加する予定とのこと。
ユーザーが画像をFotowooshにアップすると、ソフトウェアが写真の中の空、地面、垂直物などを認識して、画像をばらばらに分解してから、3Dモデルに再構成する。
われわれのシステムは単一の戸外画像から、自動的にシンプルな子供の絵本によくあるような「飛び出す3Dモデル」を生成する。システムは戸外の画像から地面、垂直物、空を認識する。システムは画像内の線分を分析して垂直物と地面との接点を見出し、ここから水平線の位置を推定して、どのように画像を切り貼りしたらよいかを判断する。以上を元に「飛び出すモデル」が生成されて、元の画像データがこのモデルにテクスチャーマップで貼り付けられる。
このソフトウェアはCarnegie Mellon Universityのロボット工学の博士課程に在学するDerek Hoiemの制作になるもの。Hoiemは現在Freewebs社で働いている。Fotowooshの知的財産権に関する詳しい情報はこことここに (このリンクはPDFとパワーポイント文書をそれぞれ自動的にダウンロードする)。
Microsoftも似たようなサービスPhotosynth (詳しい情報はここに)をLive Labsグループで公開している。ただしMicrosoftのサービスの場合3Dモデルを作り出すのに、同じ対象を撮影した多数の写真、あるいは同一の場所を異なったアングルで撮影した写真が必要だ。
Freewebsは$11M(1100万ドル)のベンチャー資金を2006年8月にColumbia CapitalとNovak Biddleから調達している。同社の主要なサービスはウェブサイトの構築ツールで、月間1800万前後の訪問者がある。社長のShervin Pishevarは「Fotowooshは将来スタンドアローンのサービスとして提供される予定。Freewebs独自のサービスだけでなく、パートナーにも提供していきたい」と語っている。
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