編集者という病-⑪

「編集者が営業センスを持つなんて、そんなのは当たり前のことであって、勝負というのは、そのわかり切った先で行われるものなんだよね。僕に言わせれば、自分の責任において事態を引き受けないことや、そういう自分を主張することこそ、実は無謀であって、事態の根拠を問わずに腑に落ちたとしてしまうような、そんな無謀な常識に居住まいを正しちゃっていたら間に合わない。現実はそんな常識をとっくに凌駕しちゃっているんだから。」

自分大の常識があるということ。普遍的ということや周りの人に合わせるということではなく、そこに中心をおかずにどんどん自分を突き通すということ。

経験がないから、人について学ぶ。こんなスタンスではなく。